ドイツ軍戦闘糧食TypⅢ試食記(その2) 朝食編

前記事でご紹介したドイツ軍の戦闘糧食の喫食レポートです。(喫食日:2007-06-02)
まずは朝食ですが、特にどれが朝食という規定もないので、腹具合に合わせて下記を選んでみました。

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上段左から ビスケット(12枚入りだが、実際に食べたのは6枚)、プディング、粉末ジュース(グレープフルーツ味)、下段左からジャム2種(実際に食べたのは1種)、ソーセージ、インスタント紅茶

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【粉末ジュース(グレープフルーツ味)】
400mlとかなり多目の水で溶く。少な目の水で濃く作ってしまうと甘ったるいが、適量の水で作れば市販のジュース(果汁100%ではないもの)と同等の美味さになる。粉末とは思えない味(出来)だった。

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【ソーセージ(ビア・ブルスト)】
パッケージの蓋を開けたら美味そうなソーセージの香りが・・・・。パテ(ペースト)を蒸して固めたというか、ボロニアソーセージよりも若干柔らかい感じの食感で、油っぽさとか生臭さ等は皆無。正直なところ「そこいらの市販品より美味いんじゃないか?」と思った。

【スミノザクラのジャム】
ジャム類をゼリー(ジェリー)と呼ぶこともあるし、これもゼリーのように固まっている。一口試してみたけど、味が濃くて酸味も強い(甘味は殆ど無い)のでそのまま食べるのには向かない。
でもこれをビスケットに塗ると印象は一変し、甘味も酸味も丁度良く(というか絶妙)素直に「美味い」と思った。

【ビスケット】
微かに甘味のある、少し固めのビスケット。単体では市販品と同様に「普通に美味しい」という感じだが、前述の通りジャムとのマリアージュ(?)は上々で、もう1個のジャムを使って12枚全部を食べてしまおうかと思ってしまった。
なお、朝食時は6枚のみ食べて(*1)残りは昼食に回したのだが、こうなると小分けできないパッケージを見直して欲しくなる。

*1 書籍やWEBの喫食レポートを見習ってこうした。
後で気付いたが、もう1つの主食のライ麦パンの缶詰はプラスチックの蓋が付属しているので、朝食時にビスケット全部、昼食と夕食のときにライ麦パンを分けて食べればよかったのかも。


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【プディング】
フタにはGrieβ(グリースの)speise(スナック)と書かれていたので、どんなシロモノかと思っていたのだが・・・・(なお、ここで言う「グリース」は小麦粉やトウモロコシを挽いたもの)
開封するとプリンの香りがして、中にあったのは結構まともそうなプディングだった。結構フルーツが入っていて、食べてみるとフルーツケーキとプリンの合いの子という感じで、味もまともだった。

【インスタント紅茶】
マグカップ1杯のお湯で溶いてもコーヒーみたいな濃い色をしている。味も同様に濃くて苦味も強く、砂糖を入れないなら甘いものを食べながら飲まないと少々きついと思った。

これだけ食べて腹5~6分目ということろで、正直なところ少々物足りず「ソーセージをもう一個食べようか」とか「もう1つのジャムと残りのビスケットも食べてしまおうか」という思いが頭を過ぎった。食べる前は余り食欲が無かったのに・・・・・「美味い」と感じているうちに食欲が沸いて来てしまったのだろうか。
なお、朝食後は所用で歩いて10分ほどの場所まで往復しただけだったせいか、昼までとりたてて空腹を感じなかった。

次回は昼食編です。

この記事へのコメント

の~
2007年06月04日 19:40
賞味期限?の不安をも打ち砕いての美味評価!さすがマイスターの戦闘食!!
まさひさ@管理人
2007年06月05日 00:33
多分6年前の代物なのに、「食える」ではなく「美味い」と言えるレベルなのには正直驚きました。ビスケットなんて全然湿気ったりしてませんでしたし。
保存状態が良かったのでしょうか、あるいはドイツの保存技術は世界イチ~(<「ジョジョの奇妙な冒険」風に)なのでしょうか(^^;)

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