R1200GSを、R1200RTや新型F650GSと比べてみる(BMW東雲市場会3)

(BMW東雲試乗会2から続く)

マイナーチェンジされたR1200GSに試乗した。
画像
過日の晴海の試乗会では姉妹車のR1200GSAdventureに乗ったが、調べてみたらAdventureの方がシート高が40mmも高かった(・・;)。この(普通の)R1200GSはタンクもAdventureほど左右に張り出しておらず、サイドスタンドも操作しやすい。日本でツーリングするなら適切な大きさ、というか持て余さない最大限の大きさであるかと思う。

最初期のR1200GSに試乗したときは軽快感が強く印象に残り、正常進化して大型化したF650ファンデューロのように感じられたが、今回試乗した最新モデルではR1150GSにあった大船に乗ったような大らかさが感じられた(Adventureも同様)。と言っても鈍重になったわけではなく、横方向の動き(バンクさせたり曲がったり)は軽快な一方で、クラッチを繋いだ後はすぐに台形状のトルクの山に乗って緩急自在に走れる、と言う方が適切だろう。
ただ一昨年あたりにマイナーチェンジ前のR1200GSに試乗したら似たような印象を受けたことがあるので、年々トルクの出方を変えて行ったのかもしれない(<想像ですが)。

試乗車にはESA(電子制御サスペンション)が装備されていて、ボタン操作でサスの固さをソフト、ノーマル、ハードに変える事ができる。試してみたら今回のようなオンロード走行ではソフトはブレーキング時の上下動が大きく不適、乗り心地でもノーマルで十分、ハードでも悪くないと感じた(ソフトにするのはオフロード走行時か)。

試乗しながら、R1200GSは路面状況や速度の緩急、用途を問わない万能ツーリングバイクだと感じた。
GSシリーズは元々そういうバイクなのだが、R1200GSになって軽くなったこと(<チョイ乗りでも苦にならない)や、前述の大船に乗ったような大らかさがあったことで、尚更そう感じたのかも知れない。

ESAはR1200RTにも装備されていた。
画像
こちらのサス設定はコンフォート、ノーマル、ハードだが、GSとは逆にコンフォート(ソフト)が一番良い感じだった。市街地・一般道を走る速度だとコーナーリングでも何ら不安は無ないし、乗り心地は勿論良い。ノーマルやハードだと単に路面からのショックが増すだけに感じた(高速道路やワインディングロードではまた印象が変わるかもしれない)。

R1200RTも小回りが効きスポーツ性が高いから、オンロード専用の万能ツーリングバイクであるように思える。
長距離走行志向の強い方は、R1200GSとR1200RTを乗り比べてみるのもいいかもしれない。防風性と足つきの良さでRTを取るか、路面を選ばないということでGSを取るか、ということになるだろうか。

なおGS(というかビックオフローダー)の場合、多少汚れたり傷がついても気にならない(というかその方が格好が着く?)というメリットがあると思う(^^;)

R1200GSに試乗しながら「これは万能ツーリングバイクだ」と思ったのは前述の通りだが、同時に新型F650GSについても同じことが言えると思った。
画像
この2台はクラスが違うからライバルにならないのでは?と思われるかもしれないが、空軍の戦闘機選定でF-15等の重戦闘機とF-16等の軽戦闘機が比較されるように(?)、ディーラーに行って実際に跨ってみたら、ゆとりがある(けれど持て余す可能性のある)R1200GSか、身の丈に合う(けれど余裕が欲しくなるかもしれない)F650GSにするか迷うこともありうるのでは・・・・・

個人的には大排気量(1000cc越)の性能を持て余すより、中間排気量(600~850cc)の性能を十分発揮させる方が面白いかと思う。R1200GSとF650GSの場合に限らず、買おうとしている1000ccクラスのバイクと、同じジャンルの600~850ccのバイクを比べてみるのもいいのでは?

"R1200GSを、R1200RTや新型F650GSと比べてみる(BMW東雲市場会3)" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント