VWポロ(AW型)試乗記(2018-3-31)

新型ポロのデビューフェアで、早速試乗することができた(グレードはハイライン)
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新型のポロというより、ちょっと引き締まったゴルフのようだ・・・というのが第一印象。
実際の寸法の通り、先代ポロ(6R型)よりも一回り大きく見える。
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ボディを大きくしたメリットが一番出ているのは、後席の居住性だと思う。
全高は僅かに低くなったが、着座位置が低くなったので頭上の空間はむしろ広くなった。前後左右の余裕が増えたのに加えてシートの形状も良くなったので、大人4人ので長距離走行も問題なくできそう。
後席に大人3人が座ると真ん中の人がきついが、大人2人+真ん中にチャイルドシートなら平気だと思う。

運転席も広くなったが、一方でダッシュボードや窓の縁が高くなったので、解放感よりも(適度な)囲まれ感の方が強い。メーター周りのデザインは斬新で質感が高く、ポロが大きさの割に値段が高い車であっても納得できそうな雰囲気がある。
静粛性は明らかに向上している。特にそれを感じるのがアイドリングストップしてエンジンを再始動する時で、セルモーターの音が格段に静かだ。荒れた路面を走った際のロードノイズも殆ど気にならなかった。
荒れた路面といえば、路面の凹凸は伝わるけど直接的なショックは車が(面で受け止めたように)遮ってくれる。DCT(VWはDSG)の変則も滑らかで、乗り心地はかなり良いと思えた。
車体については、総じてグレードアップしたように感じられた。

一方でダウングレードしたように感じられたのがエンジン。
そもそも先代の1.2L、4気筒から1.0L 3気筒に変わるので懸念していたのだが・・・・。パワーやトルクの数値は変わらないというものの、停止状態から発進するときに力がないと感じた(60km/hくらいで巡行に入ると気にならない)
ただし、試乗車が170kmも走っていない、日本向けの最初のバージョンであることは留意すべきだろう。走り込んでアタリがついたり、DCTの制御プログラム(含むクラッチ操作)が改善されたら、この問題が解決する可能性はあるだろう。
もう1つ留意すべきなのが、私が先代の1.2L、4気筒の感覚に慣れてしまっていること。あのエンジンはゴルフで丁度いいと感じるくらいだから、140kgくらい軽いポロにはオーバースペックなのかもしれない。(そのオーバースペック感が魅力なのだが・・・・)

もう1つ先代の方が良かったと感じたのがブレーキの感触。実は先代(6R)は4輪ディスクブレーキだけど、新型(AW)は前:ディスク、後:ドラム。バイクの世界の感覚からすると、21世紀になっても車がドラムブレーキを使っている事に驚くのだが・・・・

なお、新型ポロのハイライン、コンフォートラインの値段は先代と同じくらい。それでも自動ブレーキ、バックモニター、オートヘッドライト、オートエアコン、アルミホイール等が標準装備になっているから、実質的には値下げと言っていいと思う。

最大の懸念事項だった車幅の拡大(1700mmオーバー)については、平気なのかダメなのかを試乗だけでは判断しきれなかった。本当に購入を検討するなら、自宅近所の狭い道を走ってみたり、駐車スペースに入れられるかを試す必要がある。

試乗の感想も第一印象と同様に、「新型のポロというより、ちょっと引き締まったゴルフのよう」だった。









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